個人向け国債 vs 定期預金
どっちがお得?金利・元本保証・流動性を完全比較
- どちらも実質的に元本は守られる(国は国債で・銀行はペイオフで保護)
- 金利: 個人向け国債(変動10年 年1.74%)が大手銀行の定期預金(年0.2〜0.6%程度)を大きく上回るのが2026年の傾向
- 使い分けの基本: 数年〜10年置けるなら → 個人向け国債
- 使い分けの基本: 1年以内に使う予定あり → 流動性で 定期預金
📚 個人向け国債を買える主要証券会社
個人向け国債(変動10年 1.74%)を扱う代表的な証券会社です。各社のキャンペーン詳細は公式サイトでご確認ください。
※ サイトには広告が含まれます。リンク先での購入や口座開設の判断は、必ずご自身でお願いします。
そもそも何が違う?
個人向け国債とは
国(財務省)が個人向けに発行する債券で、毎月募集されています。最低 1万円 から購入でき、利子は半年ごとに受け取れます。種類は3タイプ:
- 変動10年:半年ごとに金利が見直される(金利上昇に追随)— 2026年7月発行分 年1.74%
- 固定5年:満期まで金利固定 — 年1.86%
- 固定3年:満期まで金利固定 — 年1.51%
元本と利子は国が保証。発行から1年経てばいつでも中途換金でき、その際も元本割れはしません(直前2回分の各利子相当額×0.79685が差し引かれるのみ)。
定期預金とは
銀行に一定期間(1ヶ月〜10年)預け入れる預金です。満期まで置くのが原則で、途中で解約すると中途解約利率(大幅に低い金利)が適用されます。金利は銀行・期間で差が大きく、大手銀行で年0.2〜0.6%程度、ネット銀行・特別金利(キャンペーン)で年0.4〜1.0%程度が2026年時点の目安です。
万一銀行が破綻しても、預金保険(ペイオフ)で1金融機関あたり元本1,000万円+利息までは保護されます。
完全比較表
| 項目 | 個人向け国債 | 定期預金 |
|---|---|---|
| 金利の目安(2026年) | 年1.51〜1.86% | 年0.2〜1.0%程度 |
| 元本の安全性 | 国が元本保証 | 預金保険で1,000万円+利息まで保護 |
| 保証の主体 | 国(日本国) | 預金保険機構(上限あり) |
| 最低金額 | 1万円〜 | 1円〜(銀行により1,000円〜) |
| 中途解約・換金 | 1年経過後いつでも可・元本割れなし | 可だが中途解約利率に低下 |
| 満期 | 3年/5年/10年 | 1ヶ月〜10年(選択) |
| 金利上昇への追随 | 変動10年は半年ごとに追随 | 固定(満期まで据え置き) |
| 税率 | 20.315% | 20.315% |
| 購入場所 | 証券会社・銀行 | 銀行 |
比較表のとおり、まとまった資金なら金利面では個人向け国債が有利。個人向け国債は証券会社・銀行で購入でき、たとえば松井証券なら手数料を抑えて始められます。
ほかに SBI証券・楽天証券・SMBC日興証券・大和証券 などでも個人向け国債を購入できます。各社のキャンペーン・取扱状況は公式サイトでご確認ください。
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100万円を10年預けたら?(税引後の概算)
100万円を10年間、それぞれに預けた場合のおおまかな手取り額です(税率20.315%・金利一定と仮定した単純計算)。
| 預け先(金利) | 10年後の手取り(概算) | 増えた額 |
|---|---|---|
| 個人向け国債 変動10年(1.74%) | 約113.9万円 | +約13.9万円 |
| 定期預金(0.6%) | 約104.8万円 | +約4.8万円 |
| 定期預金(0.3%) | 約102.4万円 | +約2.4万円 |
※ 変動10年は金利が半年ごとに変わるため、上記は「1.74%が続いた場合」の目安です。実際の金額は金利・預入期間で変わります。あなたの金額・金利で試すなら 個人向け日本国債シミュレーター へ。
メリット・デメリット
個人向け国債
- ◯ 大手定期より高い金利になりやすい(2026年は1.5%超)
- ◯ 国が元本保証・保証額の上限なし(1,000万円超でも安心)
- ◯ 変動10年は金利上昇に追随
- △ 購入から1年間は中途換金できない
- △ 募集は月1回・購入手続きに証券口座が必要
定期預金
- ◯ 普段使いの銀行でそのまま預けられる手軽さ
- ◯ 1ヶ月など短期でも組める(流動性)
- ◯ ネット銀行・キャンペーンの特別金利を狙える
- △ 大手の通常金利は国債より大幅に低いことが多い
- △ 保護は1,000万円+利息まで(超過分は1行に集中させない工夫が必要)
どっちが向いている?
個人向け国債が向いている人
- まとまった資金を数年〜10年は使う予定がない
- 大手銀行の定期より少しでも高い金利が欲しい
- 金利上昇局面の恩恵を受けたい(→ 変動10年)
- 1,000万円を超える資金を元本保証で置きたい
定期預金が向いている人
- 1年以内に使う予定のあるお金
- いつでも下ろせる流動性・安心感を重視
- 銀行のキャンペーン金利を活用したい
- 証券口座を作らず、いまの銀行で完結させたい
よくある質問
Q. 個人向け国債と定期預金、どっちが安全?
どちらも実質的に元本は守られます。個人向け国債は国が元本・利子を保証し保証額に上限がありません。定期預金は預金保険で1金融機関あたり1,000万円+利息まで保護されます。1,000万円を超える資金を1つの銀行に置くなら、上限の概念がない国債のほうが安心という考え方もできます。
Q. 金利はどれくらい違う?
2026年時点では、個人向け国債 変動10年が年1.74%なのに対し、大手銀行の定期預金は年0.2〜0.6%程度。ネット銀行や特別金利でも年0.4〜1.0%程度が目安で、国債のほうが数倍高いケースが多いです(金利は変動します)。
Q. 個人向け国債はいつでも解約できる?
購入から1年経過すれば、いつでも中途換金できます。その際、直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれますが、元本は割れません。定期預金の途中解約は「中途解約利率」が適用され、受取利息が大きく減ります。
Q. 金利が上がったらどっちが得?
個人向け国債の「変動10年」は半年ごとに適用金利が見直されるため、金利上昇にそのまま追随します。一方、固定金利の定期預金や固定型国債は満期まで金利が変わりません。金利上昇局面では変動10年が有利になりやすいです。
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本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。金利・条件は変動するため、最新情報は財務省(個人向け国債)および各金融機関の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。