【そもそもの話】満期が来た国債、放っておくとお金はどうなる?
償還金の行き先と「置きっぱなしの損」

✅ 満期日に自動で何が起きるか(手続きは要る?)
✅ 戻った元本を置きっぱなしにする損を実額で
✅ 満期後の選択肢3つと再購入の実務
先に結論:

📚 個人向け国債を扱う主要証券会社

元本保証の個人向け国債(変動10年・現行1.80%)を取り扱う主要証券会社です。口座開設や購入の判断はご自身でご確認ください。

マネックス証券(NTTドコモグループ)

個人向け国債も購入手数料0円・米国債/投信にも強い

公式サイト

岩井コスモ証券

個人向け国債(変動10年・固定5年)を取扱。米国株/外国債券にも対応。

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① そもそも満期日には何が起きる?(自動償還・手続き不要)

まず一番気になるところから。満期が来た個人向け国債を放っておいても、お金は消えません。

つまり「満期=何かしないと損する締切」ではなく、「お金が自動で手元の口座に戻ってくる日」です。ここまでは何もしなくて大丈夫です。

満期日に起きること(自動)と、そのあと(自分で決める) 満期日 元本+最終回の利子が 自動で償還(手続き不要) 指定口座へ入金 証券会社・銀行の 自分の口座に戻る 放っておくと… 普通預金の金利で 眠り始める ※ ここから先(再購入・使う・他へ)は自分で決める部分です
満期日まではすべて自動。問題は戻ったあとの置き場所

② 「置きっぱなし」の損を実額で見る

ここからが本題です。戻ってきた元本は、そのままだと普通預金として眠り始めます。普通預金の金利は各銀行それぞれですが、例えば0.2%なら、国債で運用していたときとの差はこのくらいです(税率20.315%・税引後・概算)。

元本普通預金 0.2%の例
(年・税引後)
変動10年 1.80%
(年・税引後)
差額(年)
100万円約1,594円約14,343円約12,749円
300万円約4,781円約43,030円約38,249円
500万円約7,969円約71,717円約63,748円

「放っておいても元本は減らない」のは事実ですが、得られたはずの利子との差は毎年積み重なります。100万円でも年1万円超の差になり得る、と知っておくだけで判断が変わります。

③ 満期後の選択肢は3つ

どうするのが正解かは、そのお金の目的によって変わります。中立に3つ並べます。

選択肢向いている人ポイント
1. 再購入する 引き続き元本を守りながら利子を受け取りたい 個人向け国債は毎月募集。戻った資金でそのまま次の回を買えます
2. 使う もともと使う予定があって満期を待っていた人 教育費・リフォームなど。予定どおり使うのは損でも何でもありません
3. 他の資産へ 運用方針を見直したい人 定期預金・投資信託など。値動きのある商品は元本保証ではない点だけ整理を

迷ったら「このお金は何年後に使うか」で考えるのがシンプルです。預金との比較は 国債 vs 定期預金、金利の基礎は 金利・国債ガイド にまとめています。

④ 再購入する場合の実務

「また国債で持ちたい」場合の流れはシンプルです。

銀行と証券会社のどちらで買うか迷う場合は、マネックス証券での買い方ガイド も参考にしてください。

よくある質問

Q. 満期が来たら何か手続きが必要ですか?

原則不要です。満期日に額面が自動で償還され、指定口座に入金されます。最終回の利子も同時に支払われます。

Q. 満期に気づかず何年も放置していました。お金は消えますか?

消えません。償還金はすでに指定口座に入金されています。ただしその間は普通預金の金利しか付いていないため、得られたはずの利子との差は生じています。

Q. 償還金で自動的に次の国債を買ってもらえますか?

自動では買われません。再購入したい場合は、毎月ある募集に自分で申し込む必要があります。

Q. 再購入したらすぐ中途換金できますか?

できません。新たに購入した分は発行後1年間は中途換金できないルールが再スタートします。1年経過後は元本割れせずに換金できます(直前2回分の利子相当が差し引かれます)。

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本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。記載の利率(変動10年1.80%は2026年8月時点)や税率、償還・中途換金の条件は変更される可能性があり、普通預金の金利は各金融機関で異なります。試算はすべて概算です。最新情報は財務省・各金融機関の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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