夏のボーナス100万円、個人向け国債に入れたら半年後・10年後いくら?
50万・100万・300万円の税引後イメージ
- ボーナス100万円を個人向け国債・変動10年(年1.80%=2026年8月適用)に入れると、税引後で半年後に約7,200円・1年で約14,300円の利子が受け取れる計算です(概算)
- 利率が同じまま続いたと仮定すると、10年の利子累計は約14.3万円(税引後・概算)。普通預金に置いたままとの差は小さくありません
- 個人向け国債は元本保証・購入手数料0円・1万円から。発行1年後からは中途換金もできます
- ただし変動10年の利率は半年ごとに見直されるため、将来の受取額は確定ではありません。金額はすべて目安です
- ご自身の金額での試算は 日本国債シミュレーター(トップからも使えます)でどうぞ
📚 個人向け国債を扱う主要証券会社
元本保証の個人向け国債(変動10年・現行1.80%)を取り扱う主要証券会社です。口座開設や購入の判断はご自身でご確認ください。
マネックス証券(NTTドコモグループ)
個人向け国債も購入手数料0円・米国債/投信にも強い
岩井コスモ証券
個人向け国債(変動10年・固定5年)を取扱。米国株/外国債券にも対応。
① なぜ「普通預金に置いたまま」だと目減りするのか
ボーナスが振り込まれたまま、普通預金に置きっぱなしという方は少なくありません。昔はそれで問題ありませんでしたが、いまは事情が変わっています。
- 日銀は利上げを進め、政策金利は1.00%になりました(2026年6月16日に0.75%→1.00%)。「金利のある時代」に戻っています
- 一方で物価も上がっているため、利息がほとんど付かないお金は、実質的な価値が少しずつ目減りしていきます(同じ100万円で買えるモノが減る)
- つまり「何もしない」は中立ではなく、インフレの分だけ静かに損をしている状態になり得ます
- 当面使う予定のないお金だけでも、金利の付く置き場所に移すことを検討する価値があります
金利の流れは 個人向け国債の利率推移 や 日銀会合と国債金利 でも解説しています。
② 50万・100万・300万円を入れたらいくら?(税引後・概算)
個人向け国債・変動10年の現在の利率は年1.80%(2026年8月適用)。利子には20.315%の税金がかかるため、手取りは「元本×1.80%×0.79685」で計算します。利子は半年ごとに支払われるため、初回(半年後)は年額の半分です。
| 預けた金額 | 半年後(初回利子) | 1年間の利子 | 10年間の利子累計 |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 約3,586円 | 約7,172円 | 約7.2万円 |
| 100万円 | 約7,172円 | 約14,343円 | 約14.3万円 |
| 300万円 | 約21,515円 | 約43,030円 | 約43.0万円 |
※ すべて税引後の概算(元本×1.80%×0.79685で当サイト試算)。変動10年の利率は半年ごとに見直されるため、10年累計は「年1.80%が続いた場合」の仮定計算です。実際の受取額は変動し、増えることも減ることもあります。
端数や利払日など細かい条件で実際の金額は多少前後します。ご自身の金額・期間での試算は 日本国債シミュレーター をご利用ください。
③ 変動10年のしくみをかんたんに
ボーナスの置き場所として変動10年がよく選ばれるのは、次のようなしくみだからです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利率の決まり方 | 基準金利×0.66。半年ごとに見直し=金利が上がる局面では利率も上がりやすい |
| 最低利率 | 年0.05%が最低保証(どれだけ金利が下がってもゼロにはならない) |
| 元本 | 額面で発行・額面で償還=元本保証(国が元本と利子を保証) |
| 中途換金 | 発行1年後から可能。直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれるが、元本割れしない設計 |
| 買いやすさ | 最低1万円から・購入手数料0円。証券会社や銀行で購入可 |
- 参考:固定型の現行利率は固定5年1.95%・固定3年1.56%です。使う時期が決まっているなら固定型も選択肢になります
- なお個人向け国債はNISAの対象外です(NISAは上場株式・投資信託等が対象)
定期預金との違いは 国債 vs 定期預金、ネットでの買い方は マネックス証券での個人向け国債の買い方 にまとめています。
④ ボーナスを「全額」入れないほうがいい理由
受取イメージを見ると全額入れたくなるかもしれませんが、手元に残すお金を先に決めるのが基本です。
- 個人向け国債は発行から1年間は中途換金できません。急な出費に備えるお金まで入れてしまうと困る場面があり得ます
- まず生活費の数か月〜1年分程度を「生活防衛資金」として普通預金に残し、当面使う予定のない分だけを国債に回す、という順番が考えやすいです
- たとえばボーナス100万円なら「50万円は手元に残し、50万円を変動10年へ」のように分けて置く方法もあります(1万円単位で調整できます)
- さらに余裕資金があれば、株式・投資信託など性質の違う資産と組み合わせる考え方もあります(投資ロードマップ参照)
よくある質問
Q. 利子はいつ受け取れますか?
発行から半年ごとに支払われます。100万円を変動10年(年1.80%)に入れた場合、初回の半年分は税引後で約7,200円が目安です(概算)。
Q. 途中で使いたくなったらどうなりますか?
発行1年後から中途換金できます。直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれますが、元本割れしない設計です。
Q. ボーナスを全額入れてもいいですか?
発行から1年間は換金できないため、生活防衛資金(生活費の数か月〜1年分程度)は普通預金に残し、当面使わない分だけを回すのが基本です。
Q. 個人向け国債はNISAで買えますか?
NISAの対象外です。ただし購入手数料は0円で、最低1万円から購入できます。
関連ページ
個人向け日本国債 シミュレーター
変動10年・固定5年・固定3年の手取りを計算。
比較国債 vs 定期預金
元本保証どうし、利率と安全性をフラットに比較。
金利動向個人向け国債の利率推移
変動10年の利率がどう上がってきたかを解説。
資産形成投資ロードマップ
預金・国債・株式の役割分担と分散の考え方。
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。記事中の受取額はすべて概算で、変動10年の利率は半年ごとに見直されるため、将来の受取額を保証するものではありません。元本保証は額面の保証であり、物価上昇による実質的な目減りまで保証するものではありません。利率・税制などの条件は変動します。最新情報は財務省・各金融機関の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。
※ サイトには広告が含まれます。リンク先での購入や口座開設の判断は、必ずご自身でお願いします。