「利上げが2年続く」なら、変動10年の利率は3年後いくら?
市場の織り込みを使った4シナリオ試算——固定5年2.24%との勝負

📅 公開:2026/9/4

✅ 市場が織り込む「利上げが2年続く」前提の中身
✅ 3年後の変動10年を4シナリオで試算(1.65%〜2.64%)
固定5年2.24%との3年勝負と、その先の逆転余地
先に結論:

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① 前提:市場は「利上げが2年続く」を織り込んでいる

② 4つのシナリオ:3年後の変動10年はいくら?

現在の基準金利2.96%(利率1.95%)から、3年後(2029年)の基準金利を4通り置いて計算します。3年間の利子合計は「利率が現在から3年後の水準まで直線的に変化する」と仮定した概算です。

シナリオ(3年後の基準金利)3年後の変動10年の利率(×0.66)100万円・3年間の利子合計(税引後・概算)固定5年2.24%との比較
A. 利上げ打ち止め・長期金利が2.5%へ低下1.65%約43,030円固定が上
B. 緩やかな上昇(3.2%)2.11%約48,528円固定が上
C. 市場の織り込みどおり(3.6%)2.38%約51,755円固定が上
D. 強い上昇(4.0%)2.64%約54,863円変動が上

③ 固定5年2.24%との勝負——3年では固定が有利、その先は?

④ この試算の限界——正直に

よくある質問

Q. 変動10年の利率は、政策金利が上がれば必ず上がりますか?

必ずではありません。利率は「10年国債の基準金利×0.66」で決まり、政策金利ではなく長期金利に連動します。利上げが続いても長期金利が先に織り込んでいれば横ばい、景気悪化懸念で長期金利が下がれば利率も下がります。

Q. 3年後に変動10年が3%になる可能性はありますか?

利率3%には基準金利で約4.55%(3.00÷0.66)が必要です。現在の2.96%から1.6%近い上昇で、本記事の「強い上昇」シナリオ(4.0%)でも届きません。可能性はゼロではありませんが、現時点の市場の織り込みからは外れた水準です。

Q. 固定5年2.24%と変動10年1.95%、3年間の利子合計はどちらが多いですか?

本記事の試算では、3年間の累計は「強い上昇」シナリオでのみ変動10年が固定5年(3年分で約53,500円)を上回ります。ただし変動10年は4年目以降も上昇を続けられるのに対し、固定5年は満期まで2.24%で固定です。

Q. 変動10年の利率が下がることはありますか?

あります。半年ごとの見直しで基準金利が下がっていれば利率も下がります(下限は0.05%)。「利上げが続く」前提が崩れた場合のシナリオAがそれに当たります。元本は額面で保証されます。

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本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却や借入を推奨するものではありません。記載の利率(変動10年1.95%・固定5年2.24%・固定3年1.96%=2026年10月発行分)は募集ごとに見直され、将来の利率・受取額を保証するものではありません。金額はすべて概算です。最新情報は財務省・日銀・各金融機関の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。本記事のシナリオは当サイトの仮定に基づく試算であり、将来の利率を予測・保証するものではありません。

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