【2026年9月の国債まとめ】長期金利3%突破・固定5年2.24%へ
10月発行分の利率・9/17-18日銀会合・今月の予定を時系列で(随時更新)

📅 公開:2026/9/2 / 9/4追記:円が急伸し155円台(利上げ加速観測)9/3追記:金融庁が信金の国債含み損を点検へ / 9月中の動きはこの記事に随時追記します。8月の経緯(固定5年が初めて2%突破・日経の急回復・税制優遇報道)は 【2026年8月の国債まとめ】 へ。

9/2発表:10月発行分の利率——変動10年1.95%・固定5年2.24%
長期金利3%突破は異常か正常か——利率への伝わり方
✅ 募集期間・日銀会合など今月の予定
先に結論(9/4更新):

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① 9月の動き(時系列・新しい順)

日付出来事国債への意味
9/4(金)朝円が急伸、1ドル=155円台(9/4 6:45時点155.85円・前日高値158.96円から一時155.31円)。7月末の介入後の最安値160円台から4円以上の円高。財務省・三村財務官が「臨戦態勢」と発言、ベッセント米財務長官がSNSで植田総裁と「日本の金融政策の正常化」を議論したと明かし、日銀の利上げペース加速観測で円買いが加速(出典:フジテレビ 9/4 6:36)利率には二方向:円高=輸入インフレ圧力の緩和(下押し)利上げ加速観測(押し上げ)。持っている個人向け国債は不変。米国債を円で持つ人は155÷160=約3%の円換算目減り(円安・円高と利率の関係
9/3(木)長期金利は2.965%(前日比−0.045)へ小反落。米10年4.78%・独10年3.39%・豪10年5.16%と海外金利は高止まり。ドル円は155円台半ば(出典:三井住友銀行マーケット情報〈QUICK〉9/3引値・9/4 0:53)3%を挟んだ攻防。11月発行分の変動10年が2%に乗るには入札ベースで約3.03%が必要=まだ届いていない水準。円高は輸入インフレ圧力を弱める方向
9/3(木)金融庁が信用金庫の国債含み損を点検へ——長期金利上昇で信金が保有する国債の含み損が膨らむ懸念(出典:共同通信 9/3)含み損が出るのは市場で取引される国債(価格が下がる)個人向け国債は額面保証で含み損は発生しません。信金の預金は預金保険で1,000万円+利息まで保護(金利上昇と債券価格ペイオフと国債
9/2(水)財務省が10月発行分の利率を発表。変動10年1.95%(基準金利2.96%×0.66)・固定5年2.24%・固定3年1.96%。募集は9/3〜30・発行10/15(出典:財務省 9/23タイプ揃って大幅上昇。変動10年は「2%目前」。詳細解説
9/2(水)第一生命経済研究所のエコノミストが「長期金利3%は異常か正常か」を整理:デフレ下の超低金利のほうが異常で、金利のある世界は正常。市場は3〜4ヶ月に一度の利上げが2年続くことを織り込んでいるとの見方「利率のある時代」が続く前提なら、半年ごとに見直される変動10年の追随力が活きる(速報記事⑥
9/1(火)長期金利(新発10年国債利回り)が一時3.0%を突破——1996年9月以来30年ぶり。米金利上昇・原油高・概算要求143兆円の財政懸念・9/17-18日銀会合での利上げ観測が背景(出典:毎日新聞 9/1)変動10年の利率は基準金利×0.66=機械計算で1.98%。翌日の発表は1.95%(速報記事
8/31(月)9月発行分(固定5年2.06%)の募集最終日。同日、財務省が新窓販2年債(第488回)の条件を発表:表面利率1.7%・募集9/2〜29個人向け固定3年1.96%(10月発行分)が新窓販2年1.7%を上回る。違いは途中でやめる時の扱い(解説

② 「長期金利3%」はどう利率に伝わったか——今月いちばん大事な話

③ 今月の予定

日付予定注目点
9/3(木)10月発行分の募集開始(〜9/30)変動10年1.95%・固定5年2.24%で申込可能に
9/15(火)9月発行分の発行日/3月・9月発行債の利払日持っている人は口座への入金を確認(利子はいつ・どの口座に?
9/15-16米FOMC米金利の方向=日本の長期金利にも波及
9/17-18(金)日銀金融政策決定会合——利上げ観測が大勢利上げでも10月発行分の利率は変わらない(確定済み)。反映は11月発行分から。解説
9/30(水)10月発行分の募集最終日会合の結果を見てからでも間に合う
10月上旬財務省が11月発行分の利率を発表(見込み)変動10年が2%に到達するか(基準金利3.03%以上が必要)
10/15(木)10月発行分の発行日初回の利子は2027年4月15日

※ 9〜10月のイベントの詳しい解説は 【2026年9,10月】国債に関わる重要イベント一覧 へ。

よくある質問

Q. 9月17〜18日の日銀会合で利上げされたら、いま募集中の10月発行分の利率は変わりますか?

変わりません。10月発行分の利率(変動10年1.95%・固定5年2.24%・固定3年1.96%)は9月2日の発表時点で確定しており、募集期間中(9/3〜30)の利上げで変更されることはありません。反映されるのは早くて11月発行分からです。

Q. 長期金利が3%を超えると、持っている個人向け国債はどうなりますか?

個人向け国債は市場で売買されないため、値下がりしません。中途換金は額面ベースで、元本割れしない設計です。変動10年は半年ごとの見直しで、むしろ利率が上がる方向に働きます。

Q. 11月発行分の利率はいつ発表されますか?

例年の流れでは10月上旬(10月発行分の募集終了直後)に財務省から発表されます。変動10年が2%に到達するかが焦点で、当サイトでも発表当日に反映します。

関連ページ

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。記載の利率(変動10年1.95%・固定5年2.24%・固定3年1.96%=2026年10月発行分)は募集ごとに見直され、将来の利率・受取額を保証するものではありません。金額はすべて概算です。最新の発行条件・日程は財務省・日銀・各金融機関の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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