個人向け国債の利率、変動10年が初の「2%台」・固定5年2.39%
固定3年2.07%も含め3タイプ揃って2%台【2026年11月発行分・募集は10/8〜10/30】

📅 公開:2026/10/7 / 出典:財務省「個人向け国債の発行条件等」報道発表(2026年10月7日・2026年11月発行分)

✅ 財務省が10/7に発表した最新の利率(変動10年が初の2%台)
✅ 100万円を置くと年いくらか(税引後の実額)と固定・変動の選び方
✅ なぜ上がったか・募集期間と10/29-30日銀会合との関係
先に結論:

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① 財務省が発表した最新利率:3タイプ揃って2%台

財務省が2026年10月7日に発表した個人向け国債(2026年11月発行分)の利率は次のとおりです。

タイプ利率(税引前)税引後前月(10月発行分)から
変動10年(第199回)2.05%約1.63%1.95% → +0.10(初の2%台)
固定5年(第187回)2.39%約1.90%2.24% → +0.15
固定3年(第197回)2.07%約1.65%1.96% → +0.11

※ 税引後は利子への課税20.315%を差し引いた値(税引前×0.79685)。正確には変動10年1.6335425%・固定5年1.9044715%・固定3年1.6494795%です。

② 実額:100万円を置くと年いくら?

100万円を1年間置いた場合の利子(税引後・概算)で比べます。

置き場所年間の利子(税引後)備考
固定5年 2.39%約19,045円5年間の累計で約95,224円(利率は満期まで固定)
変動10年 2.05%約16,335円この利率が続けば10年で約163,354円。半年ごとに見直し=さらなる上昇に追随
固定3年 2.07%約16,495円3年間の累計で約49,484円
普通預金 0.2%の例約1,594円固定5年との差は年約1.7万円

ご自身の金額での試算は 個人向け日本国債シミュレーター でできます(最新利率を反映済み)。

③ なぜ上がった?——長期金利3%台の定着と、利上げ観測

④ 固定5年2.39%と変動10年2.05%、どっちを選ぶ?

目先の利率は固定5年が上(差は税引前で年3,400円・税引後で年約2,700円/100万円)。5年続けば約13,500円ですが、単純な優劣ではありません。

考え方向くタイプ
いまの「2.39%」を5年間確定させたい/使う時期が5年以内に決まっている固定5年 2.39%
利上げが続くなら半年ごとの見直しで追い抜く可能性に賭ける/長く置ける変動10年 2.05%
3年以内に使う予定がある固定3年 2.07%

⑤ 買い方:募集は10月8日〜10月30日——日銀会合(10/29-30)を見てからでも間に合う

⑥ 当サイトの見立ての答え合わせ

9/1の速報での機械計算10/4時点の機械計算実績(10/7発表)
変動10年1.98%(基準3.0%)約2.05%(基準3.10%)2.05%(基準3.10%)
固定5年——2.39%(5年想定利回り2.44%)
固定3年—新窓販2年2.0%から2%超えの公算2.07%(3年想定利回り2.10%)

よくある質問

Q. 「初の2%台」というのは正確にはいくつですか?

変動10年(第199回)の税引前2.05%です。基準金利3.10%×0.66=2.046%を小数第2位に丸めた値で、税引後は約1.63%(正確には1.6335425%)です。固定5年は2.39%(税引後約1.90%)、固定3年は2.07%(税引後約1.65%)で、3タイプ揃って2%台です。

Q. いま申し込むと、いつからいくらもらえますか?

11月発行分(2026年10月8日〜30日申込)は11月16日発行です。利子は発行から半年ごと(5月15日・11月15日)に支払われ、100万円を固定5年(2.39%)に置いた場合の初回(半年分)は税引後で約9,522円、変動10年(2.05%)なら約8,168円が目安です(概算)。

Q. 10月発行分(変動10年1.95%・固定5年2.24%)で買ってしまいました。損ですか?

結果的に11月発行分の利率が上ですが、申込時点では知り得なかったことで、10月発行分も当時の最高水準でした。利率差は100万円で固定5年が年約1,200円、変動10年が年約800円(いずれも税引後)です。変動10年は半年ごとの見直しで追随するため、差は次の見直しで縮まります。

Q. 変動10年はこれからも上がりますか?

確定的なことは言えません。利率は毎月、長期金利(基準金利)をもとに見直されます。長期金利は3.1%前後で推移しており、この水準が続けば12月発行分も2%台の計算ですが、下がる可能性もあります。12月発行分の利率は11月上旬に財務省から発表され、当サイトでも毎月更新します。

Q. 固定5年2.39%と変動10年2.05%、どちらを選ぶべきですか?

使う時期が5年以内に決まっている、またはいまの2%台を確定させたいなら固定5年。長く置ける、利上げが続くと考えるなら変動10年です。100万円あたりの1年目の利子の差は税引後で年約2,700円です。どちらも元本保証で、発行1年後から中途換金できます。

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変動10年・固定5年・固定3年の手取りを計算(最新利率反映)。

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変動10年 金利推移

最新の適用利率を毎月更新(2026年11月=2.05%)。

背景

【長期金利3%超え】国債に影響は?

3%台定着の影響を立場別に。

記録

10月発行分の記録(変動1.95%・固定5年2.24%)

「2%目前」だった前月分の解説はこちら。

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却や借入を推奨するものではありません。記載の利率(変動10年2.05%・固定5年2.39%・固定3年2.07%=2026年11月発行分)は募集ごとに見直され、将来の利率・受取額を保証するものではありません。金額はすべて概算です。最新情報は財務省・日銀・各金融機関の公式サイトでご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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